記事: 夏の終わり、食卓からととのえる
夏の終わり、食卓からととのえる
はじめまして。
元保育園栄養士として食に携わり、現在はやんちゃな兄弟を育てながら働く母、PPのchikaです。
仕事に子育てにと慌ただしい毎日だからこそ、手軽に取り入れられて、家族の食卓をやさしく支えてくれる麹や発酵食品は、私にとって欠かせない存在です。
忙しい毎日でも、「無理なく続けられる食事づくり」を大切にしながら、季節の変化に寄り添う食卓を楽しんでいます。
暑さが少しずつやわらいでくる頃、夏の疲れは気づかないうちに残っているもの。なんとなく疲れが抜けなかったり、食欲が落ちたりと、からだからの小さなサインを感じやすい時期でもあります。
そんなときこそ、毎日の食卓を少しだけ整えてみることが、心とからだをいたわるきっかけになります。
今回は、毎日の暮らしに気軽に取り入れられる「甘酒」を使ったレシピをご紹介します。
朝の一杯に、甘酒を
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甘酒は、古くから親しまれてきた発酵食品のひとつ。自然な甘みと栄養を手軽に取り入れられるので、忙しい朝にもぴったりです。
甘酒に含まれるブドウ糖は、脳の大切なエネルギー源のひとつ。朝の一杯や朝食に取り入れることで、一日のスタートを心地よく迎えたい日にもうれしい存在です。
朝食に添えたり、料理に少し加えたり。そんな小さな習慣が、毎日の食卓をやさしく支えてくれます。
◎甘酒ヨーグルト
材料(1人分)
・ヨーグルト 100g
・甘酒 大さじ1
・お好みのフルーツやグラノーラ
ヨーグルトのほどよい酸味が甘酒のやさしい甘さを引き立ててくれるので、甘酒が少し苦手という方にもおすすめです。
お好みで、きなこやすり黒ごまを加えると、香ばしさもプラスされます。
◎甘酒入りオムレツ
材料(2〜3人分)
・卵 3個
・甘酒 小さじ2
・豆乳(牛乳でも可) 大さじ2
・バター 適量
卵、甘酒、豆乳をよく混ぜ合わせます。
フライパンにバターを熱し、卵液を流し入れて焼きます。フライ返しなどで大きく十字を切るように混ぜながら焼くと、火が均一に入り、ふんわりとした仕上がりになります。
卵のコクに甘酒のやさしい甘みが加わり、バターの香りともよく合う、ほっとする味わいです。
甘酒は、飲むだけでなく調味料としても楽しめる発酵食品。やさしい甘みとコクが加わることで、いつもの料理が少しだけ特別な一皿になります。
◎甘酒入り豚汁
材料 (2〜3人分)
・豚バラ肉(または豚こま切れ肉)200gに対して甘酒大さじ3程度
・野菜はお好みで
豚肉に甘酒をなじませてから調理すると、麹の酵素の働きでやわらかく仕上がり、やさしい甘みとコクが豚汁に加わります。
暑い日が続くと、つい冷たいものを選ぶことが増えてしまいます。気づかないうちにからだが冷えていることもあるからこそ、湯気の立つ一杯の豚汁や味噌汁が、心とからだをそっとほぐしてくれるように感じます。
忙しい毎日だからこそ、特別なことではなく、いつもの食卓に少しだけ季節のいたわりを。無理なく続けられる小さな工夫が、毎日の心地よさにつながっていくとうれしいです。
